NetApp SnapMirror の設定
NetApp SnapMirror とは遠隔地へ高速にデータを転送し、筐体間レプリケーションを実現するテクノロジです。初回転送時は、全データをコピーし、次回以降は Snapshot によって取得された変更データブロックのみを転送します。出典:NetApp Inc,SnapMirror 送信元設定コピー元ボリューム"vol_test"を aggr1 に 100g...
View ArticleNetApp Data ONTAP アップデート手順
FAS3210A クラスタモデルでのソフトウェアアップデート例になります。Data ONTAP のダウンロード下記 URL からソフトウェアをダウンロードします。http://support.netapp.com/NOW/cgi-bin/software/Web Server の準備本例では、mongoose を使用して、端末を Web Server...
View ArticleNetApp トラブルシューティング用のログ取得例
NetApp のトラブルシューティングに必要な主なログとして、以下の3つがあります。SP ログsavecore ログssram ログSP ログについては、SP ポート経由で取得し、savecore 及び、ssram については、CIFS 経由で取得する必要があります。CIFS のセットアップ方法ついては、後述します。なお、クラスタヘッド構成の場合、takeover 中でも head...
View ArticleWindows PowerShell で NetApp を制御
NetApp を Windows PowerShell により制御する事が可能です。詳細は NetApp PowerShell Survival Guide をご参照ください。検証環境Windows Server 2008R2 Datacenter Ontap Data ONTAP 8.1.0 SimulatorVMware Workstation 9.0.1 build-894247...
View ArticleNetApp ディスクの手動 fail について
NetApp では disk を明示的に fail する事が可能です。システム上は問題ないと判断されている disk において、何らかの不具合が懸念される場合等に有効です。本例では、仮想ディスク[v5.18]を fail してみます。 ディスクの手動 fail仮想ディスク[v5.18]が aggr0 で使用している事を確認します。 node1> sysconfig -r Aggregate...
View ArticleOntap シュミレーターで SnapDrive for Windows を試す
SnapDrive とは仮想ディスクの追加、削除、マッピング等を、Netapp からではなく、Windows サーバーから対話形式のウィザードで行う事が可能です。そのため、NetApp の操作方法を知らなくても、ストレージ管理を容易に実施する事が可能となります。SnapDrive インストールWindows Server 2008R2 へ、SnapDrive6.4.2_x64...
View ArticleNetApp SNMP Traphost 設定方法
例えば、重複排除処理が失敗した場合、AutoSupport では失敗を通知する事はできませんが、SNMP の TRAP で通知する事は可能です。以下、SNMP の設定手順になります。SNMP を有効にします。> options snmp.enable onSNMP コミュニティを設定します。> snmp community add ro "コミュニティ名"SNMP Traphost...
View ArticleONTAP 8.2 シュミレーター(Cluster-Mode)初期セットアップ
ONTAP 8.2 シュミレーターがリリースされていたので試してみました。今回は、汎用性の高い仕様に変更され、注目が高まっている Cluster-Mode を使用します。 7-Mode の初期セットアップ方法については、こちらをご参照頂けますと幸いです。7-Mode と Cluster-Mode の違い7-Mode...
View ArticleNetApp の Config バックアップ・リストアについて
システム障害によるデータ損失に備え、volume 内のデータは SnapMirror 等でバックアップを取りますが、コントローラー及び、volume の一部の設定情報については、config コマンドでバックアップ・リストアが可能です。(参考)PROFESSIONAL SERVICE TECH NOTE #034なお、下記の情報については対象外となりますのでご注意ください。vol...
View ArticleTeraTerm マクロ例
踏み台サーバー(192.168.1.100)を経由して、複数の NetApp の aggregate と volume の使用量を収集するマクロです。任意の Host(192.168.1.101-105)に、巡回アクセスして "df -Ag"と "df -h"を実行します。connect '192.168.1.100 /ssh /auth=password /user=root...
View ArticleNetApp sysstat コマンドについて
sysstat とはDataONTAP 標準の性能関連情報表示コマンド CPU 使用率、プロトコル毎の統計情報、Network Throughput、Disk Read/Write、CP 等を表示する。FAS の利用状況の概要を確認する事が可能。 >sysstat -x <interval(sec)>マルチプロセッサ CPU の使用率の統計を下記コマンドで出力可能 1つ以上の...
View ArticleNetApp Route 設定について
NetApp へ Route を設定/削除する際の手順になります。Static Route 追加> route add net 192.168.1.0/24 10.1.1.254 1Static Route 削除> route delete 192.168.1.0Default Route 設定> route add default 172.16.1.254 1Default...
View ArticleNetApp Perfstat ツールについて
Perfstat とはPerfstat は、FAS の詳細なパフォーマンスデータを取得する事が可能なスクリプトです。NOWからダウンロードし、クライアントホスト上で実行します。Data ONTAP 7G/7-Mode 用の Perfstat7 と、Cluster-Mode 用の Perfstat Converged の 2種類があります。要件として、Perfstat を実施するクライアントと FAS...
View ArticleNetApp ディスクボトルネックの対処方法について
はじめに一般的に、HDD においては、フォーマットした状態に書き込みしていく場合、シーケンシャルな書き込みが行われますが、消去作業が繰り返されるうちに、領域が分断され、ランダムアクセスせざるを得ない状態となります。また、ヘッドを物理的に様々に移動する必要が多発するランダム I/O は、シーケンシャル I/O...
View ArticleHA コントローラ構成における NVRAM について
NetApp のコントローラを HA で構成した場合、各コントローラ上の NVRAM の半分がパートナーデータのミラー用として、リザーブされます。(使用できる NVRAM が 非 HA 構成と比較し 1/2 になります。) Takeover 発生時、残ったコントローラは、このミラー用の NVRAM を使用して、ダウンコントローラの Read/Write を処理します。つまり、Takeover...
View ArticleClustered ONTAP の基本操作について
ライセンスの有効化必要に応じてライセンスを追加します。*1cluster1::> license add -license-code "License Code"Aggregate の操作Raid サイズ、Disk 数を指定して Aggregate を作成します。cluster1::> storage aggregate create -aggregate aggr1 -raidtype...
View ArticleLoad Sharing SnapMirror について
クアライアントからの Read(読み取り)要求を分散して、スループットを向上させる機能になります。具体的には、Root を含む任意の Volume のコピー(読み取り専用)を、マスターとは別の Aggregate に作成し、クライアントからの Read...
View ArticleData Protection SnapMirror について
従来のデータ保護を目的とした、クラスタ内/クラスタ間のミラーリング機能になります。クラスタ内 SnapMirror Cluster Network を使用して、ローカルクラスタ上で、SnapMirror を行う。ターゲットボリュームは、Source と同じ SVM でも、異なる SVM でも良い。クラスタ間 SnapMirror 異なるクラスタに存在するボリューム間で、SnapMirror...
View Articlesdw_cl_vol について
SnapManager for Exchange (SME) 等のベリファイ時に、ミラー先で生成されるボリュームです。ベリファイ成功時は自動で削除されますが、失敗時は残留する場合があります。これが残留していると、対象の Snapshot が busy 状態となり、次回のベリファイも失敗する可能性があります。ボリューム名は、sdw_cl_[volname]_0 で生成されます。> df -h...
View Articlebusy,LUNs 状態の Snapshot について
SnapManager for Exchange (SME) 等のベリファイ処理失敗時に、残存する Snapshot になります。以下の手順で削除する事が可能です。snap list コマンドで busy 状態の Snapshot を確認します。> snap list testvol Volume testvol working... %/used %/total date name...
View Article